やっぱり和食がお勧め!
ビタミンB6がつわりの緩和にいいといわれています。ビタミンB6が多く含まれる食べ物には、アジ、サバ、タイ、イワシなどの魚、さつまいも、カリフラワー、アボガド、ピーマンなどの野菜類、バナナ、海苔、ナッツ類、大豆、玄米等があります。こうしてみてみると、圧倒的に和食の食材が多いといえます。食べられるのであれば、やはり和食はお勧めです。太りすぎを防ぐためにも、油分が少なく、煮る、蒸すなど、カロリーが低くなる調理法が多いからです。何よりも、体に優しいと感じるのは日本人にもっともあっているからでしょう。
和食というとかつおや昆布の出しや温かい料理がイメージされますが、残念なことに和食の出しの味やにおいのよい温かい食べ物は、つわりの期間は敬遠されます。食べやすい和食を探してみましょう。ビタミンBを取ることを考えれば、枝豆や冷奴、玄米のおにぎり(海苔を巻くといい)などが望ましいでしょう。サツマイモは牛乳や砂糖を加えて煮たものをつぶして茶巾に絞って冷やしておくと見た目にもかわいらしく食べやすくなります。
ビタミンB6にこだわらなければ、食べやすさを考えると、そうめんや卵豆腐(茶碗蒸しを作って冷やすのも)出し巻き卵や焼きナスなど、冷やしておいしい和食はたくさんあります。難点は作るのに手間がかかることでしょう。体調のいいときに作り置きしておくことや、ご主人やお母さんに甘えるという方法もあります。それはなかなか、という人はどんどんスーパーのお惣菜を利用しましょう。ひじきの煮物や、おすしも、できていれば食べられるケースもあります。思いのほか、バリエーションは豊富だとびっくりするかも知れません。