つわりレシピで乗り切ろう
自分に合ったつわりレシピを見つけましょう。何を食べられるか、どうしたら食べられるか、自分の体に聞きながらいろいろトライしてください。何より大切なのは脱水症状にならないように、水分です。水分が豊富で食べやすいもの、においがきつくないもの、というと、トマトやスイカが好まれることが多いようです。小さくきって冷蔵庫に常備します。妊娠していなくても、あるとうれしいものですよね。トマトはもちろんプチトマトでもいいでしょう。
一般的には冷たいもののほうが温かいものよりにおいがきつくないので、つわりのときは食べやすいようです。そうめんやざるそばを食べるとき、めんつゆに薬味としてすりゴマや卵の黄身や海苔、においが苦手ではなかったらねぎやしそなどのトッピングをすると、食べ物の品目が増えて安心できます。サンドイッチやおにぎりも小さく作って食べたいときにつまめるようにしておくといいでしょう。ご飯の炊けるにおいがきつい、という人はたくさん作って冷凍しておくと便利です。おにぎりを作るときに、市販されている雑穀ミックスを入れてご飯を炊くといいですよ。おにぎりだけで15〜17種類の違った穀物を摂取できる上に雑穀は栄養価がとても高く、食感もモチモチになってもち米のようにおいしくいただけます。
香辛料の強いものや揚げ物などもかえって好むようになる人もいます。つわりのときはとにかく食べられるものが一番です。近所の人と情報交換をして、「このお店の〇〇」がおいしい、などということも知っておきたいところです。同じものであっても「ここのお店のものは食べられる」という話はよく聞きます。きっと、食べ物そのものや味ではなく、何かがフィットしたのでしょう。そんな食べ物も、あなただけのつわりレシピです。