喉の不快感

喉の不快感

あまり多数ではないのですが、妊娠すると喉に異物が挟まっていたり、首を締め付けられるような感覚がずっと続く人がいます。また、喉の奥がむくんではれたように感じたり、食べ物が喉元まで詰まっているような感じに悩まされる人もいます。これらもつわりの一種です。

 

喉に詰まっているものを吐き出したくても、ゲップや唾液が出てくるだけで、異物感は解消されません。無理に出そうとすることが嘔吐につながって余計につわりを悪化させてしまうこともあります。喉が傷ついてしまうまで咳き込んだり、つらくて喉をかきむしったり、夜、眠ろうとしても気になって眠ることすらできなくなってしまう人もいます。喉に異物感や不快感が付きまとうつわりは、割合としては少数派です。周りの妊婦友達に聞いても「私も」と同意を得られることが少ない分、「どうして自分だけ」と孤独感に陥りがちです。気にすれば気にするほど、不快感は増してしまうことも承知の上で、やはり何とかしないといられない気持ちになってしまうものです。

 

対策としては意識をそらせることが一番です。一番といっても、なかなか難しいことではありますが、自分につわりだからと言い聞かせてその状態を受け入れてしのぐしかありません。日が重なっていくうちにだんだん慣れても来るでしょう。食べたり飲んだりできる人は、のどに爽快感を与えられるものを見つけてください。また、少しずつ溶けていく氷もお勧めです。つわりは長くても10ヶ月、明日、急に抜け出ることもできるかも知れません。がんばりましょう。