食べ物の好みの変化
つわりというよりも妊娠すると、食べ物の好みががらっと違ってしまうことはよくあります。普段は好き嫌いなく何でも食べていた人が、特定のものしか食べなくなったり、妊娠する前は大嫌いだったものが大好きになったりします。子どもではなく大人がそうなるのですから、不思議ですよね。よくレモンなどのすっぱいものといいますが、そうとは限りません。むしろ淡白な食生活をしていた人が、油っぽい揚げ物を好むようになることもあって、これもまた、人それぞれです。好みというより、食べられるものが毎日のように変わってしまうというケースもあります。
赤ちゃんがお腹の中で育っているのでなおさらですが、バランスのよい食生活がいいことがわかっていても、とてもそうできない状態になります。けれどそれも一時のこと、気にせず好きなものを食べましょう。妊娠初期の赤ちゃんはとても小さくて、お母さんがつわりで何にも食べられなくても、レモンばっかりでも、フライドポテトばっかりでも、ちゃんと必要な栄養分はお母さんの体からもらえるようになっているので心配ありません。
つわりが落ち着いてくれば、また、バランスのよい食生活に戻れます。気をつけたいのは、つわりが収まってからも、おいしいと思うものを食べ続けることです。油っぽいものを食べ続けたら、、、わかりますよね。赤ちゃんが生まれれば、また食べ物の好みも戻ってしまいます。今、おいしく感じるもの、それは今だけの感覚だと楽しんでしまうのもいいかもしれません。