つわりの続く期間は、一般的には2、3ヶ月。安定期に入ると治まるといわれています。「いつ終わるの?」つわりに苦しむ新米ママさんは、一日に何度もこの言葉を自分の中で、あるいは誰かに問いかけるでしょう。「妊娠5ヶ月に入った頃には、収まってくるよ」という答えを一応の目安としてがんばるしかないのでしょう。そして、その時期を過ぎても、一向に収まらないつわりに、「赤ちゃんに会うために」という気持ちで乗り切っていくのでしょう。長い我慢かも知れませんが、赤ちゃんが生まれたら確実につわりは終わります。
つわりがまったくない、という人も稀にいます。その一方で、出産までつわりが続くという人も珍しくはないのです。つわりは妊婦のほとんどが経験する生理現象で、決して病気ではありません。けれども、妊娠するまでは自由に動かせていた自分の体が、不意に意のままにならなくなり、吐き気や倦怠感から逃れることができない状態は、体験してみたものでなければわからないでしょう。
日常生活ができないほどのつわりは、病院に行って医師の診断を受けなければなりません。食べられないことから起こる、脱水症状や飢餓症状も、お母さんも赤ちゃんをも生命の危険にさらすものです。我慢のしすぎには注意をしなければなりません。その上で、妊娠して赤ちゃんに会えるまでの10ヶ月間、体の中で命が育っているのだと思えば、その常ではない状況の中で、さまざまなことが起こってくるのだと納得していくことが大切です。精神論だけではつわりを乗り越えることは不可能です。しかし、心の持ち方は、やはりつわりと付き合っていくことにはとても重要です。
つわりについてご紹介します。生理の予定日を過ぎても始まらないことがありますよね。「もしかしたら、妊娠したのかな?」と思い始めたころ、吐き気がしたり、熱っぽかったり、体調が悪くなることがあります。妊娠していた場合には、それがつわりの始まりです。つわりとはなぜ起こるのか?その原因は確定されていないのです。主に、ホルモンバランスの崩れから自律神経が不安定になってしまい体の不調が現れる、というように一般的には考えられています。
妊娠すると、hCGというホルモンや黄体ホルモンの分泌が活発になりますが、すなわち女性の体が妊娠を継続して赤ちゃんを体内で育てていこうと変化していくということなのです。その変化が急激に起こるため自律神経が乱れてしまいます。また、急にお腹の中で育ち始めた赤ちゃんを体がなかなか認知することができなくて異物と捉え拒否しているのではないか、という考えもあります。また、流産をしないように母体が動けないようにしている、環境の変化で精神が不安定になり体に変調をきたす、というようにつわりの原因として考えられるものは多くあります。
吐き気や嘔吐などの、つわりは妊娠した女性の多くが経験しており病気ではなく生理現象です。まずは様子を見ながら、自分自身が適応していく方法を探っていきましょう。赤ちゃんはお腹の中で、しっかり守られています。女性の体に自然に備えられている、妊娠出産のメカニズムはすばらしいもので、つわりでお母さんが苦しんでいることが、赤ちゃんに影響することはありません。お母さんは自分の体を思いやりつわりを乗り越えていきましょう。