つわりのピークは8~9週(3~4ヶ月)頃といわれています。この時期、妊娠すると始まるhCGホルモンの分泌もピークを迎えています。今まで体内に存在しなかったホルモンに対して、体がすぐには順応できず、順応しようとするエネルギーでつわりが起こることも考えられます。そうすると分泌が徐々に減っていくときには、すでにホルモンに慣れ始めた体にそのためのエネルギーが必要なくなってきます。つわりも一段落するのはそのためだろうということです。
しかし、つわりの原因は特定できるものではなく、つわりの継続する期間も、人によってさまざまです。つわりによる体の不調は、直接的には自律神経の乱れから来るものですから自律神経を不安定にさせている要因が取り除かれると、つわりは楽になっていくのでしょう。ピークというものは、終わってみて初めてわかるものですから、あまりピークを意識しないほうがいいのかもしれません。
つわりの終わり方も人それぞれ。徐々に収まってくる人、ある日突然気分がすっきりしてつわりが終わる人、終わったと思ったらぶり返す繰り返しの人、そして、妊娠期間中ずっとつわりが続く人もいます。ずっとつわりが続くのはつらいことですが、確実に言えることは、赤ちゃんが生まれればつわりは終わるのです。何とか上手に付き合っていくしかありません。
お腹の中に生命を宿し始めたばかりのお母さんは、自分の体が急によそよそしくなってしまうことに、必死についていかなければなりません。自分の体が一番わかるのはやはり自分です。この時期、いつもより自分を甘やかしてあげることも大切です。
つわり対策は色々なほうほうがありますが「1日6食」を心がけてみてはいかがでしょうか。つわりを引き起こす原因となるものは様々なものがありますが、血糖値の低下などもつわりを引き起こす原因のひとつだと言われています。朝起きたときや長い時間何も食べていない状態の時は血糖値の低下が起こりやすいです。そのため、朝起きたときや空腹の時などに気分が悪くなることが多いのです。
1日3食という伝統的な食事パターンだと食事と食事の間が空きすぎてしまいますので気分が悪くなりやすくなってしまいます。それは妊婦さんにとってあまり都合がよくないことでしょう。かといって、食事をする際に一度にたくさん食べ過ぎてしまうと、つわり中の場合は特に強烈に吐き気を催すことがありますし実際に吐いてしまったりすることもあるでしょう。
いちばん消化のよいパターンは、食事の量を分散させてあげて「軽い」食事内容を1日に「6回程度」とることです。特に食べつわりの症状があるという方は「空腹を感じること」について一番恐れているのではないでしょうか。このように空腹を恐れてばかりいる状態や、胃が何も受け付けないような状態のときには、食事の分散を試してみてはいかがでしょうか。